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長尾街道(堺市〜柏原市)



堺  市




長尾街道は紀州街道の堺戎之町を起点とする

「日本書紀」の天武天皇元年(672年)7月条の壬申の乱における戦いの記述中に見える「大津道」であるといわれる古道


菅原道真自作の木造が堺の浜に漂着し、これを祭ったのが始まりといわれている
天神さんと呼ばれ、堺戎(えべっさん)としても有名。
また、夏のホタル観賞でも知られるほか、桜門は大阪府指定文化財とされている。

堺東駅方面へ向かう 南海高野線を越える地下道


南海電車の地下道を越えしばらく行くと
右手に方除の神さんで有名な方違神社


方違神社(堺市北三国ヶ丘町)






神社裏の百舌鳥耳原北陵(反正天皇陵)
ちなみに中陵は仁徳天皇陵、南陵は履中天皇陵
「摂津住吉郡、河内丹治比郡、和泉大鳥郡の三国の境界なるが故に、“三国山”“三国の衢(ちまた)”また“三国丘”とも称され、奈良時代には僧行基が此辻に伏屋を設け旅人の休憩に供したので、人馬往来の要衝であった。
  また、平安時代には、熊野詣の通過地点であったため、熊野詣での人々は必ず当社へも参詣し、旅の安全を祈ったという。
 この三国の境(ちなみに“堺”の地名はこれに由来する)で何処の国にも属さない、又方位の無い清地であるという考え方に依りその境内の御土と菰の葉にて作られた粽は、悪い方位を祓うという信仰を以て、古きより方災除の神として御神徳を仰ぐ参詣者が全国より来られている。」(方違神社ホームページ





方違神社から東にしばらく歩くとJR阪和線堺市駅の南側の踏切を越える。道は柏原市国分まで、ほぼ一直線に東に向かう

堺市駅南踏切 堺市が整備した街道の道標
(平成8年・12年)
長尾街道案内板(堺市)




愛染院(堺市蔵前町1578)
本堂は江戸時代初期の建築



蔵前町辺りの町並み
 






あびこ筋(地下鉄御堂筋線北花田駅と新金岡駅の中間)を越えた右手のマンション横にある道標を伴う地蔵尊(蔵前町)

元は地蔵堂の柱が道標になっていたが、平成十年に再建され当時の柱が後ろに保存されている
「右 たき谷 金剛山 道」(天保十五年)

向かって左の地蔵尊「ひだりハふじゐ寺 はせならみち」
須牟地曽根神社(蔵前町)に祭られている勝手大明神を示す道標
左(指差)「葛井寺 道明寺」(明治35年)
南花田町





松原市
惣井戸

西除川の布忍橋手前の新町公民館角にある
案内板


布忍橋(下高野街道との辻



ちちかみはし
(松原警察署向かい)

寺池(河内松原駅の近く)

阿保茶屋 中高野街道との辻




羽曳野市〜藤井寺市

街道は松原市一津屋と羽曳野市恵我之荘の境を進み東除川の高鷲橋を渡ると羽曳野市島泉に入る


国の重要文化財 吉村家住宅の長屋門(島泉5丁目)
羽曳野市の案内板
雄略天皇 丹比高鷲原陵



藤井寺市小山
つき当たりで古市街道に合流し南下(右)する
古市街道との合流点の下が埋まった道標
「右 いせ(道明寺 藤井寺)」慶応三年

しばらく古市街道とともに進み、岡一丁目で分かれて東(左)へ向かう

かつてはこの角に元禄14年の道標があった
道明寺小学校手前

允恭天皇陵付近の道標
正面「右 大坂さかひ 左 ならはせ道」、左面「右ふじゐてら道」



允恭天皇(第19代) 恵我長野北陵
(藤井寺市国府一丁目)
道明寺 東高野街道との辻(藤井寺市国府)

辻の南東角に寝かされている道標
「右 道明寺」



石川橋で石川を渡り柏原市に入る










柏原市   
  
(寄り道 高井田・国分あたり)
  
石川橋を渡りしばらく進むと新道は左にカーブしていく
旧道は直進したのち左に曲がっていく



柏原市片山



国豊橋南詰から見た大和川上流

近鉄大阪線の踏切を越え北から大和川を越えてきた国豊橋南詰めで合流し河内国分駅前に出る
左へは国道25号線(奈良街道)

国豊橋南詰からすぐ下に降りると角に西町地蔵尊がある




      
国分本町(四丁目)町並み







国府本町五丁目の辻で奈良街道(亀瀬越)、蛭目越(直進)と南(右)へ長尾街道とに分かれる 南面「左 大阪 さかい」
西面「右ハ たゑまはせよしの」
北面「左ハ たった○○山なら」






道標の上にある柏原市教育委員会の案内板
街道沿いにある寺院
    
西方寺(国分本町五丁目)
西光寺(国府本町六丁目) 阿弥陀寺(国府本町七丁目)






阿弥陀寺を過ぎ右へ進み田辺池の北沿いの道をいく。しばらく歩くと春日神社(境内に田辺廃寺跡あり)がある。
            
春日神社の先で国分小学校からの道と合流





      
道なりに行き西名阪道沿いに進む


西名阪道の下を越えていく

       
国道165号線に合流ししばらく国道を歩き右カーブの途中で左手残土置き場から旧道に入る


旧道を下っていくとやがて大阪府と奈良県境    

奈良県香芝市につづく